起きる〜Wake up〜

1日の始まりは、朝起きた瞬間から――。

そう思う人が多いかもしれません。

でも私は、本当の1日の始まりは「太陽が沈んだ時」から始まっていると考えています。

前回の記事「寝る〜Sleep〜」でも書いたように、良い朝を迎えるためには、夜の過ごし方がとても大切です。

そして、迎えた朝をどう過ごすかによって、その日のコンディションも大きく変わります。

今回は、私が大切だと考えている「起きる〜Wake up〜」についてまとめていきます。

 太陽の光を浴びる

朝起きたら、まず太陽の光を浴びる。

これは、朝の習慣としてかなりおすすめです。

私たちの身体には、約24時間周期で働く「サーカディアンリズム(体内時計)」があります。

朝に光を浴びることで、この体内時計を整えるきっかけになります。

カーテンを開けて、ベランダに出る。

あるいは、少し外を歩いてみる。

まずは朝の光を身体に届けることから始めてみましょう。

そして、できるだけ毎日同じ時間に起きることも大切です。

 朝起きてすぐスマホを触らない

目が覚めた瞬間にスマホを手に取る。

SNS、ニュース、メール、通知……。

気づけば布団の中で10分、20分。

そんな経験はないでしょうか?

朝一番に大量の情報を頭に入れるのではなく、まずは自分の身体と向き合う時間を作る。

私はこの習慣を大切にしたいと思っています。

スマホは逃げません。

まずは自分の1日をスタートさせてからでも遅くありません。

 起きたら水分補給

寝ている間、私たちは汗や呼吸などによって水分を失っています。

そのため、起床後にはまず水分を補給しましょう。

私は、常温の水や温かい飲み物がおすすめです。

好みに合わせて、レモンを入れてみるのもいいでしょう。

また、汗をたくさんかいた日などは、電解質の補給も意識するとよいでしょう。

朝一番にコップ1杯の水。

シンプルですが、毎日の習慣にしやすいものです。

 シャワーや朝風呂で身体を起こす

朝のシャワーも、眠気を覚ましてスイッチを入れる方法の一つ。

時間に余裕があるなら、朝風呂もいいですね。

そして、最後に冷水シャワーを浴びるという方法もあります。

一気に目が覚める感覚があり、朝のルーティンとして取り入れている人もいます。

ただし、冷水は誰にでもおすすめできるものではありません。

心臓や血圧に不安がある人、体調が優れない人などは無理をせず、自分のコンディションを優先しましょう。

健康になるための習慣で、身体に無理をさせてはいけません。

 コーヒーは起きてすぐではなく、少し時間を空ける

朝といえばコーヒー。

私もコーヒーが好きなので、ここは気になるポイントです。

そもそも、朝になると私たちの身体は自然に「起きる準備」を始めています。

起床前後には、コルチゾールというホルモンの分泌が増えます。

コルチゾールは、血糖値や血圧の調整などに関わり、身体を活動モードへ切り替える働きがあります。

一方、夜に増えて眠気を促していたメラトニンは、朝になると減少していきます。

さらに、睡眠中に低下していた体温も、朝から徐々に上昇していきます。

つまり私たちの身体は、目覚まし時計が鳴ったから突然目覚めるのではなく、

体内時計に合わせて、少しずつ「睡眠モード」から「活動モード」へ切り替わっているのです。

だからこそ、朝起きてすぐにカフェインに頼るのではなく、まずは太陽の光を浴びる、水分を補給する、身体を動かすなど、身体が自然に目覚める時間を作ってあげる。

そして、少し時間が経ってからコーヒーを楽しむ。

そんな考え方もできます。

「朝一番のコーヒー」を少し後ろにずらしてみるのも、面白い習慣かもしれません。

 時間があるなら朝散歩

朝に時間がある人には、散歩もおすすめです。

歩く。

ただそれだけ。

でも、身体を動かすことで血流が促され、頭もスッキリします。

さらに、朝の太陽の光も浴びることができます。

つまり、

朝の光+運動+気分転換。

一石三鳥です。

「朝から運動なんて無理!」

という人も、最初から30分、1時間と頑張る必要はありません。

家の周りを5〜10分歩くだけでもいい。

大切なのは、無理なく続けることです。

 モーニングページを書く

朝起きたら、頭の中に浮かんでいることを紙に書き出す。

それが「モーニングページ」です。

「今日やること」

「昨日あったこと」

「今考えていること」

「なんとなく不安なこと」

「今日楽しみにしていること」

何を書いてもいい。

きれいな文章を書く必要もありません。

誰かに見せる必要もありません。

頭の中にあるものを、そのまま紙に吐き出していく。

朝は、まだ1日の情報が頭の中に入り込んでいない時間です。

だからこそ、スマホを開く前に、自分の頭の中を整理しておく。

「外から情報を入れる前に、自分の中にあるものを出す。」

これだけでも、朝の過ごし方が少し変わるかもしれません。

最初からたくさん書く必要もありません。

5分でもいい。

ノート1枚でもいい。

毎朝、自分の頭の中を少しだけ掃除する。

そんな感覚で始めてみましょう。

 朝の読書

朝の静かな時間に読書をする。

これも、とてもおすすめです。

スマホを見る代わりに、本を開く。

SNSから情報を受け取るのではなく、自分で選んだ本を読む。

朝の時間を、自分自身のために使う。

ほんの10分でもいいと思います。

モーニングページで頭の中を整理してから読書をする。

そうすると、より落ち着いた状態で本の内容に向き合えるかもしれません。

朝は、夜とは違った集中力を感じられることがあります。

朝は「夜」の続き

ここまで朝の習慣について書いてきましたが、最後に一番伝えたいことがあります。

それは、

朝は、夜の続きである。

ということ。

人は寝る直前に考えていたことや感じていたことを、翌朝まで引きずることがあります。

「明日どうしよう……」

「今日もダメだったな……」

そんなことを考えながら眠りにつけば、朝起きた瞬間から気持ちが重くなっていることもあります。

だからこそ、前回の「寝る〜Sleep〜」の記事ともつながってきます。

夜に心を整える。

そして、朝にその続きを始める。

そんな流れをつくることができれば、1日のスタートも少し変わってくるのではないでしょうか。

1日の始まりは「朝」ではない

私は、

1日の始まりは朝ではなく、日が沈んだとき。

という考え方が好きです。

朝を良くしたいのであれば、朝だけを変えるのではなく、その前日の夜から準備をする。

しっかりと身体と心を休める。

今日1日を終えて、明日の自分にバトンを渡す。

そして朝。

太陽の光を浴び、水分を補給し、身体を起こす。

スマホではなく、自分から1日を始める。

頭の中にあることを紙に書き出す。

本を開く。

そんな朝を迎えられたら、1日は少し変わるかもしれません。

まとめ

朝の習慣は、何か特別なことをする必要はありません。

太陽の光を浴びる。

水を飲む。

身体を動かす。

スマホから少し離れる。

頭の中を書き出す。

本を読む。

そして、自分のための時間をつくる。

一つでもいい。

無理なくできることから始めてみましょう。

そして忘れてはいけないのが、

「良い朝は、良い夜からつくられる。」

ということ。

昨日の夜の自分が、今日の朝の自分をつくる。

そして今日の夜の自分が、明日の朝の自分をつくる。

1日の始まりを、少しだけ丁寧に。

Wake up.

そして、今日を始めよう。

蘇る健康

食事・運動・睡眠・心。

身体と心に本来備わっている「健康に生きる力」を、もう一度蘇らせる。

そのために、まずは今日。

気持ちのいい朝を迎えよう。

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